こんにちは、halukaです。
「サーフィン上達には波を知ろう」と題した、
一人語りの波談議ですが、
今日で10回目。ひとまず《最終回》としてみます。
(「脱ビギナー編」「番外編」を模索中です。(^_-)-☆)
午後6時を過ぎる頃、
海辺で波待ちをしているサーファーの姿は、
もう、指折り数えるほどしか見当たりません。
陽も傾き、一日の波乗りを終え、
帰り支度の時間です。
サーフィンのビギナーの方にとって、
最大の難関はテイクオフです。
サーフィンにトライするきっかけは、
さまざまだと思いますが、
テイクオフが出来ないまま、
やめてしまう方も少なくありません。
けれど、1度や2度、スタンドアップ出来なくても、
諦めずにトライすれば、
いい波に当たる日がきっと来て、
波が、サーフボードに立たせてくれるはずです。
波のパワーゾーンの3ポイント。
トップ(波の一番上)、
フェイス(波の面)、
スープ(波が崩れて、白く泡立っている部分)のどこかで、
最初のスタンドアップのチャンスに巡り合う事だと思います。
波とサーフボードと自分が一つになって、
風を切りながら、海面を滑走する爽快感。
それを味わうには、何といっても、海を楽しむ事。
何より、自然を大切にして、
波を楽しむ事が大切なのではないかと思います。
サーフィンは、
波のパワーで海面を走るサーフボードの上に立ってからが、
本当に楽しいスポーツです。
ただし、相手は、自然。
楽しい時間の中で、
自分のレベルをわきまえることは、
なかなか難しい面もありますが、
体調や天候などを踏まえて、
無理はないか十分にお気をつけください。
最終回のよもやま話を一つ。
これまで、波談議をしてまいりましたが、
ビギナーの方が、なかなかスタンドアップできない、
サーフボードに立てない、という時の要因の一つに、
「サーフボードと自分のレベルが合っていない」
というケースがあります。
サーフボードは、海面に接している面積が広いほど安定します。
つまり、極端な表現ですが、
「大きいサーフボードほど立ちやすい」という事です。
ですから、「なかなか立てない」というビギナーの方は、
サーフボードの長さが、自分の身長より20~30センチ以上長く、
横幅は50~60センチ以上、
厚さは6~7センチ以上、くらいのボードを目安に、
サーフショップでのレンタルなどで、
試されるのもいい方法だと思います。
波談議を続けているうちに、
梅雨明けのニュースも届きました。
これから暑くなることだと思います。
皆さま、どうぞご自愛ください。