halukaブログ

やっぱり海が好き!

サーフィン上達には波を知ろう⑥。テイクオフから滑走する

こんにちは、halukaです。

 

サーフィンは、サーフボードに立ってからが、

本格的に楽しいスポーツです。

 つまり、スタンドアップが決まると、

俄然、楽しくなってきます。

 

初めて挑戦する時にはまず、波のトップ(一番上)が崩れて、

白く泡立った波(スープ)の部分で、

サーフボードに腹ばいになって、

「サーフボードごと、波に押される感覚」を

体で味わってみてください。

 

慣れてきたら、

迫って来るうねりにパドリング(ボードを漕ぐ)のタイミングを合わせ、

波にサーフボードが置いていかれないようにスピードを付け、

テイクオフにトライします。

  

波のトップからショルダー(波の上部が横一線に並ぶ)、

フェイス(波の面)にかけては、

波が最も、押す力を持っているパワーゾーンです。

 

もちろん、スープにもサーフボードを押す力は十分ありますから、

1度や2度、うまくいかなくても、

波の強弱、スピード感をつかむまで、

何度かトライしてみてください。

(おそらく、この辺りが頑張り所です。)

 

そのテイクオフで、サーフボードの上に立つには、

サーフボードが波のスピードと合致したところで、

両手のひらで、サーフボードの左右両端を抑え、

ひじを伸ばして、胸の下を空け、

一気にひざを引き寄せて、立ち上がります。

 

この時、両足の向きが、

サーフボードのレール(縁)と平行ではなく、

つま先からかかとまでが、

レールと直角気味になった方が、

サーフボードの上に、安定して立てます。

 

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さて、サーフボードに立ったら、

まずは、真っすぐ、滑走してみましょう。

 

直進しながら、サーフボードが波に押されて、

加速する感覚が分かると思います。

 

加速が強い、と感じたら、

少し、しゃがみ込みます。

そうすることで、バランスを保てます。

 

失速しそうになりますが、

後方から次の波も来ているはずです。

再び、しゃがんで、再度、サーフボードを加速します。

 

繰り返すうちに、波のパワーを体感して、

体が段々と、リズムを覚えてきます。

 

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スタンドアップを決める際、右脚を前にするか、

左脚を前にするかという、「スタンス」は、

あらかじめ、陸上での練習で、

自分のバランス感覚に合ったスタンス、

ひざが出やすいサイドを決めて練習しておくと効果的です。

 

サーフボードに立った時に大切なのは、

視線を足元に落とさず、

前方(進む方向)に向ける事です。

何度かトライして、慣れてきたら、

試しに、視線を左右に振ってみてください。

サーフボードのかじ取りも出来る感覚が分かると思います。

 

波には、岸から沖を見て、波が右から左へ崩れるレギュラー波と、

反対に、岸から沖を見て、波が左から右へ崩れるグーフィー波とが

ありますが、

最初のスタンドアップでは、あまり意識する必要はありません。

 

まずは、サーフボードに立って、

波の上を走る爽快感をぜひ味わってみてください。