こんにちは、halukaです。
ラグビーワールドカップ日本代表の
1次リーグ開幕2連勝から一夜。
スタジアムはもちろんですが、
あちらこちらのパブリックビューイング(PV)で、
ファンの皆さまの盛り上がりが、
素晴らしかったようですね。
早くも、
「初の8強入り! 決勝トーナメント進出に大前進」と、
期待が高まります。
さて、私事。
チェスのレイモンドカップに挑むべく、そして、
そのバーを取り仕切るミスター・ニューヨークが発した、
「きゃさりん!」という名の勝利の女神に出会うべく、
(正しくは『キャスリング』)
「初心者が、いきなり強くなるチェスの本はありませんか?」と、
私が書店で買い求めた必勝本は、
渡辺 暁(わたなべ・あきら)著。
「ここからはじめるチェス Chess」(ナツメ社)。
巻末の「著者紹介」によりますと(一部引用)、
渡辺氏は、1972年生まれ。
1998年、日本で2番目にFIDEマスターのタイトルを取得。
(世界チェス連盟)
高校時代にチェスの勉強を始め、
1990~1991年、全日本ジュニアチャンピオン。
1999~2001年、全日本チャンピオン。
1998~1999、2002、2012年、ジャパンリーグ優勝。
1994、1996、2000、2012年、チェス・オリンピアード日本代表。
(国別対抗団体戦)
1998、2009年、ゾーン選手権日本代表…
(世界選手権アジア地区予選)
とあります。
本書によるご紹介文は、まだまだ続くのですが、
私には、もう十分。
大変失礼ながら、
それがどれくらい凄いご経歴を意味するのかも、
門外漢の私は知る由もなく、
ただただ、一日千秋の思いで、
勝利の女神「きゃさりん」に出会うべく、
(度々ですが、正しくは「キャスリング」)
ページをめくった次第でした。
当初は、とにかく、ミスター・NYが言う、
勝利の女神「きゃさりん」に会いたいばかり。
(キャスリング)
それが、チェスの基本ルールから始まって、
エンディング(終盤)の戦い方、
果ては、元世界王者ミハイル・タル氏だとか、
世界トップクラスに君臨した、
アイスランド出身のヒャルタルソン氏といった、
「世界チャンピオンの実践譜」
までを学ぶ事になるなどとは、
そして、そのお陰で、
寝不足にまでなることになる、などとは、
露ほども考えていませんでした。
挙句、私は何日も掛かって、
ポーン (PAWM) がもたらす必殺技『プロモーション』」
(ポーンは、将棋の「歩」と考えて、
ちょっと違いますけど、ほぼ差し支えなし)
を引っ提げて、再び、
ミスター・NYのバーを訪ねました。
ポーンの特殊な動き「プロモーション(昇格)」は、
一般社員の「歩」が、ただただ前進し、
定めれたラインに達しさえすれば、
係長、次長、課長、部長のみならず、
本部長、取締役までをも一気に抜き去るという、
脅威の七変化。
言わば、
世界が恐れる「Japanese Ninja」の化身の術です。
ピンク色のマーカーでページが染まった、
名著「ここからはじめるチェス Chess」を小脇に、
私は、忍者よろしく、軽快に、
そのバーの戸口に続く階段を駆け上がったのでした。