こんにちは、halukaです。
広島県など各地で大雨を降らせているようです。
台風の通過前後で猛暑の予報も出ています。
防災、体調管理にどうぞ、皆さまご留意ください。
さて、夏のサーフトリップ。
サーフボードを抱えて、波の名所に飛んだから、
と言って、
いい波に恵まれる日ばかりとは、いきません。
そこは、自然相手。
いい日もあれば、そうでない日も、
もちろん、あります。
ほぼ定宿になっていたタイ・プーケット島、
カタビーチ近くのゲストハウスの食堂で、
朝早く、
トーストとホットコーヒー、
スクランブルエッグとカチカチのベーコン、
たっぷりの果物を胃袋に入れて、
レンタバイクで、いざ、ビーチへ。
ところが、海辺を見ると、
薄い白波がそよそよと打ち寄せているだけ…
そんな日だってあります。
サーフボードのレンタルショップもまだ、準備中。
顔馴染みになっていた、
レンタル兄さんの顔を見ると、
海を指して、「入るのか?」と聞いてきます。
しばし、黙考していると、
「少し待てば、波、上がるんじゃない?」と、
根拠の薄そうな人懐っこさ。
こちらが脇に抱えているのは、ショートボード。
「ロングボードで、どうだ?」と貸し気満々の笑顔です。
さすが、レンタル兄さん。
けれども、早朝でこれなら、
時を待っても、
サーフボードにまたがって、
強い日差しの下で海に浮くだけ…
になりそうな雰囲気が、
波間からそよそよと、漂ってきます。
「また、後で来るよ」と、
こちらも笑顔を返して、
ゲストハウスに直帰。
仕方がありません。
「完全休養日」と決め込んで、
部屋に戻ると、ボードを下ろし、
ついさっきまで居た食堂に、てくてく。
その日の朝食チケットは、
もう先ほど使ってしまっているので、
「コーヒーをお願い」と、
食堂の姉さんに頼んで、
熱いコーヒーをちびちび。
食堂の目の前のセブンイレブン、
そのガラスドア前に寝そべる野良犬の真似ではありませんが、
だらりと、椅子に背もたれて、
ひと時、通りを眺めるだけ。
そうこうすること、小1時間。
ついに退屈極まって、
そうです。
昼飲みスタート。
【写真AC】
持参した文庫本を部屋に取りに戻るでもなく、
ついさっき、いただいた熱いコーヒーの事は忘れて、
ぐっと冷えたシンハビールをぐいっ。
もう少し待てば、ランチタイム。
その時間になれば、
表通りのビールバーが開店します。
退屈も、それまでの辛抱。
ところで、そう。
あの、ノラ君、名前、何だろ。
セブンイレブンにピーナッツでも買いに行くかな。
「なあ、君の名は。」?