halukaブログ

やっぱり海が好き!

東北でバナナ栽培。結実が楽しみです。

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収穫後、実が緑色の島バナナ。数日待つと濃厚な味わいを楽しめます

 

果物でも野菜でも魚介でも、「旬のもの」とか「産地直送」と聞くと、

おいしそうに思うものですよね。

これからの時季、お中元など贈り物としても喜ばれます。

 

沖縄県に住む知人から以前、島バナナを送っていただいた事があります。

普段、スーパーマーケットなどで見かける黄色いバナナとは違い、

島バナナは、実が緑色といいますか、まだ青い時季に収穫します。

収穫した後は、その実を紐に掛けて軒下に吊るすなどして、

熟すのを待ってから口にします。

この「待ち」が大切。

それを知らずに、実がまだ青いまま皮をむいて口にすると、

酸っぱさだけが舌に残って、甘味はありません。

冷蔵庫に入れておいてもいいのですが、

それより、常温で台所の棚などにしばらく置いておくのがお勧めです。

普通、スーパーマーケットなどで買い求めた黄色いバナナに黒い斑点

シュガースポット)が出始めると、たいてい慌てて食べてしまうものです。

けれども島バナナは、少々勝手が違います。

シュガースポットが現れたとしても、実にまだ青みがあるうちは、

「もう少し、待つ」が、おいしくいただくコツです。

「早く食べてみたい」と気が早っても、実に青みがあるうちは、急がないこと。

実が黄色く色づいてから3、4日が経ち、シュガースポットがなお増えた頃が、

おいしくいただくにはグッドタイミングです。

濃厚で、「これぞ、バナナだ」という独特の酸味と甘味。

沖縄県では、自宅にバナナの樹がある方も少なくないと、聞いたこともあります。

ちょっとうらやましいですね。

なぜに突然、沖縄県島バナナを思い出したのかと言いますと、先日、

日本経済新聞に載った小さな記事で、

「旧避難区域、福島・広野町 バナナが初の開花」(6月5日付)

という見出しが目に入ったからです。

東京電力福島第1原子力発電所事故で、避難区域だった福島県広野町で、

町に人を呼び込む新たな観光資源として栽培を始めたバナナが初めて花を咲かせた、

という記事でした。

暖かい地域の果物というイメージがあるバナナですが、東北地方での新しい取り組み。初めて知りました。

結実のニュースが届くことを楽しみにしています。

 

 

 

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