halukaブログ

やっぱり海が好き!

ホームグラウンドを持っている人は強い。ビジネスの成否のカギは、意外と第一印象が持っていたりもするのかしらの説。


こんにちは、halukaです。

 

梅雨の最中ですが、

皆さまは、どんな週末をお過ごしでしたでしょうか。

 

今日は、

ビジネスや交渉に役立つ、

小さな工夫について考えてみました。

 

日頃、ご自分が通い慣れた、ランチやディナーができるお店。

人とゆっくり話せるカフェやバー、

レストランなどを皆さまも、お持ちのことだと思います。

 

そうしたお店(空間)をビジネスの場で有利に活用したいと考えるなら、

「そこが通い慣れたお店であること」、

「そのお店で、ビジネスや交渉の成功体験があること」

の2点がポイントです。

 

そこは言わば、

自分なりの「ホームグラウンド」。

 

サッカーやプロ野球のサポーター、ファンの皆さまは、

もうすっかりご存知ですよね。

ホームとアウェイのあの雰囲気の違い。

 

そのチームにとってのホームグラウンドは、

応援するサポーターも選手も気分が一層盛り上がりますし、

何より、

「ここは慣れ親しんだホーム(わが家)だ」という安心感で、

選手の方々も存分にプレーできるというものでしょう。

 

それは、

「初めから相手のペースに引き込まれながら物事に取り組むか」

それとも、

「その場に足を踏み入れただけで、既に自分が一歩リードしているか」

という差になって、

人の心の動きを少なからず左右するからです。

 

このことは、さまざまな交渉やビジネスの成否にも、

細くはないつながりを持っているようです。

 

その理由に「その場の特色(長短)を既に良く知っている」

「その場に自分の成功体験が既に埋まっている」

という要素がビジネスや交渉の場では、

自分に有利に作用するという点が挙げられるでしょう。

 

野球やサッカーに限らず、プレーする選手の方々が、

プレーの場となるグラウンドのフェンスや芝の状態を確かめているのを見たり、

選手の方々へのインタビューを聞いたりしていると、

「ホームですから負けられない、思い切りやれた」と、

お話しになるのを耳にするのと似ています。

 

ビジネスのお相手を招いた、

そのお店の「メニューの見方」「おすすめの一品」「話しやすい席」を、

お相手にすっとお薦めすることが出来れば、

その交渉で、ほんの一歩ですがリードできます。

 

自分自身の「成功体験がそこに埋まっている」、

という要素も心の支えになります。

 

 私は、

「相手の話を聞き取りやすい」

「分かりやすい場所にある」という

2点を大切にして、

レストランやカフェ、バーを選ぶようにしています。

 

例えば、どのテーブルも語り合う人達でおおよそ満席。

そのために、

扉がひっきりなしに開いたり閉まったりする。

そういうお店は繁盛している証しですから、

歓迎すべきことなのは分かりますが、

交渉やビジネスを少しでも進めたい、と考えているような場合、

「自分のペースで話せる」とか

「相手の小声のつぶやきにも相づちを打てる」という、

交渉に役立つコミュニケーションのベースからは、

「満席」「頻繁なドアの開閉」といった「騒々しさ」は、

「自分でコントロールできない煩わしさ」となって、

あらかじめ準備しておけば避けることのできた、

本来なら不要だった心理的負担となってしまうのではないでしょうか。

 

老若男女。

お相手がどのような方かに限らず、

お誘いしたお店(空間)を

「声を張らずに話せる」、

「自然と相づちが打てる」という、

コミュニケーションのツールとして見ると、

「話す場所」「交渉する場所」は、

意外と大切な選択肢の一つだと気づきます。

 

自分が通い慣れたレストランやカウンターバー。

シェフやマスター、スタッフの方々と顔見知りなら、

ホーム感はさらに向上するでしょう。

 

何しろ、

席に着いた途端「先日はどうも」と、笑顔で会釈できるのです。

そこが、ビジネスのお相手の目に、

素敵なお店だ、と映ったならば、

お連れしたお相手は、

「あ、この人は、こんな雰囲気のお店のなじみなんだ」と、

こちらが語るまでもなく、

自分に対する、よい第一印象を抱いてくださいます。

 

ですから、ホームグラウンド選びは、

ビジネスや交渉を成功に導く入り口の一つと言えるでしょう。

 

今週も街のあちこちで、

多彩なドラマが幕開けを待っているに違いありません。

 

明日あたり、

まずは顔見知りのご友人とどこかでお待ち合わせでもいかがですか。

 

もし、まだお持ちでないならば、

素敵なホームグラウンドを見つけましょう。

 

私もいつものお店に出掛けて、

ラムコークをお願いすることにしてみます。

ラムのほのかな甘さと炭酸が溶け合って、

ほんの少しの時間、唇を濡らし、

心持ちに余裕をくれることでしょう。

そこは「自分のホームグラウンド」でもあります。

時間は、いやでも応でも、それぞれに過ぎていきます。

毎日の一場面一場面。

その小さな積み重ねが明日の生活の糧につながることを願って、

今日は、ホームグラウンドを持つことの意味について考えてみました。

 

「困った時は、ホームグラウンドへ」。

今週は、そんな気持ちで、過ごしてみます。

 

皆さまもどうぞ、素敵な1週間をお過ごしください。