halukaブログ

やっぱり海が好き!

芸術家と技術者の顔。halukaの故スティーブ・ジョブズ氏・考。

「何が欲しいかなんて、それを見せられるまで分からない」。

米・アップル社のCEO(最高経営責任者)だった、

スティーブ・ジョブズ氏(1955~2011)は、

iPhone(アイフォーン)や、iPadアイパッド)など、

革新的な新製品を生み出したカリスマ経営者。

「何が欲しいかなんて…」は、

そのスティーブ・ジョブズ氏が遺したひと言。

実物を目の前にして、人が、その価値や利便性に初めて気付くことは、

少なくはないからだろう。

米・サンフランシスコ出身。

出生後、すぐに養子に出された。

大学中退後の1976年、カリフォルニア州で、

スティーブ・ジョブズ氏の友人の

スティーブ・ウォズニアック氏とともに、

コンピューターの多くの機能を1枚の基板(ウエハー)に収めた、

「アップルⅠ」を製作したのが、

アップルコンピュータ―の第一歩だと言われる。

興味を持ったコンピューターチェーン店の経営者から、

50台の注文を受けたジョブズ氏らは、

車を売るなどして資金を工面し、組み立てを始めた。

翌1977年には、株式会社を設立。

「アップルⅠ」の後継機、「アップルⅡ」は、

キーボードやスピーカーを一体化した、

″世界初のパソコン″になった。

カラーで表示ができ、その後も、

マウスや絵文字を採用して、「使いやすさ」を追求。

それが、現在のパソコン普及の基礎になった、と言っても

言い過ぎではないだろう。

家庭用パソコン「マッキントッシュ」(通称・マック)は、

デザイン処理や画像処理能力で、人気も高い。

 

 

そのスティーブ・ジョブズ氏は、

2011年10月5日、56歳の若さで死去。

多機能携帯電話や多機能端末など、

革新的な商品を次々に生み出して、

アップル社を世界最大のIT企業に育て上げた群を抜く経営者だった。

「製品のデザインと使いやすさ」を重視した有数のカリスマ経営者。

 

携帯音楽プレーヤーiPodアイポッド)《21世紀のウオークマン》に続いて、

インターネット上で、1曲99セントの音楽配信サイトを開設し、

デジタル配信を確立した。

 

Apple iPod touch 32GB MC544J/A

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2007年に発売した多機能携帯電話iPhone

2010年のiPadと、立て続けに大ヒットを放った。

 

 

 

MRJN2J/A ゴールド iPad 9.7インチ Wi-Fiモデル 32GB(iOS)

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そんな中、2004年に膵臓(すいぞう)がんを治療、

2009年に肝臓移植のために休職。

その後もCEOを務めながら、休職も繰り返すことになった。

「本当に好きなことをしたことが、私の原動力だった」。

市場調査に頼らず、自らの感性で新たな需要を切り開いた。

ソフトバンク孫正義氏は、

「彼が生み出したのは、製品というより、″作品″。

芸術と技術を融合させた偉大な人物。本当の天才」と、

語っている。

「もし今日が、自分の人生最後の日だとしたら、

今日やる予定を私は、本当にやりたいだろうか」。

「電話を ″再発明″ する」。

「『選ぶ』ということは、慎重にしなければならない。

私は、自分がしてきたことと同じくらい、

してこなかったことに誇りを持っている」。

スティーブ・ジョブズ氏は、

独特の感性で、製品の「使いやすさ」にこだわり、

ソフト配信サービスと製品を一体化させた″生態系″モデルをつくり上げた。

デジタル時代の ″またその先″ を照らし続けた光。

そのイノベーションや独創性は、これから先の時代でも、

きっと輝き続けるに違いない。

 

スティーブ・ジョブズ I・IIセット

スティーブ・ジョブズ I・IIセット